僕は何度も何度も言われてきた
網戸を開けちゃダメって
だから窓が開いている時は必ず
まめ美が側にいた
まるで窓の番人の様に
少しでも網戸に手をかけると
すかさず僕の前に立ちはだかって
そのまま窓を閉めてしまうのだ
それが何回続いただろうか…
網戸を開けようとすると
窓の番人が動く事が
なんとなく分かってきた僕
それからはもう風を感じる事だけを
楽しむようにした
でも番人は僕の側に居続ける
Mamemi is a hindrance.
そう思っていた矢先
番人は僕を信用してくれたのか
少し離れた所で見守ってくれる様になった
番人から解放された僕は
今とても幸せを感じている
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