まめ美が買いものから帰ってきた
僕のご飯を買ってきてくれたらしい
いつもはすぐ高いところに閉まっちゃうのに
僕の目の前にそのご飯はある
そしてまめ美はトイレに行った
怒られるかもしれないと思ったけど
我慢できずに
袋を噛みちぎって
少しだけつまみ食いをする
あぁー
こっそり食べるご飯は
なぜこんなにも美味しいのだろう…
背徳感と幸福の狭間で
酔いしれていたのも束の間
まめ美が戻ってくる気配を感じ
一気に現実に引き戻された
まずい
これは何がなんでもシラを切り通さなければ
I was just sleeping.
噛みちぎられた袋と
こぼれたご飯を見つけて
案の定まめ美は僕に怒ってきた
もうここは
まめ美が怒っている以上に
怒るしかないと思って
逆ギレ作戦に出てみたけど
まめ美の怒りは収まらず
ずんずんと僕に近づいてきた
It may smell like it.
So I don't know!
これ以上近づかれたらやばい
まめ美がこうなってしまった時は
寝たふりをするしかない
まめ美がぶつぶつ言いながら
別の袋に入れ代える音を
僕はずっと聞いていた
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