まめ美に「ダイエットしなきゃね」と
言われた僕だけど
なんとなく腑に落ちない
新しいキャットタワーも
買ってもらえず
ただダイエットだけを
言い渡された僕は
完全にまめ美を敵視している
なぜなら
まめ美のお腹も足も腕も
そして顔だって
ぷにぷにだからだ
決してスリムとは言えない
だからこそ僕が気持ちいいと
思える場所の一つになっているのだから
それからというものの僕は
まめ美が食べている物に
興味を示す様になった
What is Mamemi's lunch today?
ちょっとちょっと!
お魚食べてるじゃん!!
はぁ…
なんてむごいことを…
僕が我慢している時に
なんでこんなひどい事ができるんだろう
I'll still and eat!
この時僕は
まめ美だけが美味しい物を
沢山食べようとしていることに
むしゃくしゃしていたし
怒られるとわかっていながらも
僕の持ち味のスピードで
なんとかなると思っていた
とにかくチャンスは一回しかないと
神経を研ぎ澄ましていた時に
不覚にも目の端に入ってきた
白い物に心を奪われてしまった
What is it?
なぜだか分からないけれど
目の前のお魚よりも
とても美味しそうに見えてしまった
一度失敗したら最後
それからまめ美は
僕を警戒しながら
お魚も僕が心を奪われた白い食べ物も
ムシャムシャ
モグモグと
一瞬にしてたいらげた…
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